傘寿とは?年齢、由来、喜ばれるプレゼントの色と相場について

80歳傘寿のお祝いケーキ

今でこそ日本は「平均寿命80歳」を超えているため、

長寿大国と言われています。

出典:平均寿命、最高を更新 女性87.32歳 男性81.25歳/日本経済新聞

しかし江戸時代では「人生50年」と考えられていたと言われているのをご存知でしょうか?

それは、当時まだ医療が発達していなかった関係で、子どもの死亡率がとても高かったことが起因すると考えられています。

そして、平均寿命が50歳を超えたのは戦後まもない頃になってからです。そのため、江戸時代の当時の人間が、令和時代の現在の平均寿命80歳超えを知ったならさぞかし驚かれたに違いありません。

とはいえ、当時の江戸時代の人がみんながみんな短命だったわけではありません。

中には、長生きされた方も大勢いらっしゃいました。
その長生きできたをお祝いする風習として、日本には古くから長寿を祝う伝統「長寿祝い」があるのです。

では、今回は傘寿についてみていきましょう。

知っておきたい、傘寿の由来

さて、数え年80歳を傘寿(さんじゅ)といいますが、

では、なぜ80歳が「傘」の字なのでしょうか。

ここで傘という漢字をよ〜く見てください。

あっ、いえ、新字ではなくて旧体の傘の字です。

ほら「八」「十」が隠れていますよね。

他にも「喜」の草書体である「㐂」が七十七に見えるところから77歳を喜寿(きじゅ)と呼ばれたり、

「米」の漢字を分解すると八十八に見えるところから88歳を米寿(べいじゅ)と呼ぶこともあります。

なんだか暗号みたいでちょっと面白いと思いませんか?
また、今回取り上げている80歳の傘寿の「傘」は「末広がり」や「傘を広げる様子」を掛けているとも言われていますよ。

傘寿のお祝いで喜ばれるプレゼントは?

以下、よくある質問です。

傘寿のお祝いをするとき、数え年と満年齢のどちらですればよいのでしょう?

本来は長寿祝いは数え年でするものとされています。

しかし、数え年が分かりにくい、近年ではあまり使わないことから満年齢でお祝いする人も増えてきています。
そのため最近では、敬老の日などにお祝いする人も多いようです。

そしてプレゼントは普段使えるものを選ぶ人が多いようですが、傘寿にちなんで傘のプレゼントも多いように感じれます。

紫の和傘などもよいですね。

紫色の和傘

それと、プレゼントの金額も気になりますよね。

一般的には両親の場合で3〜5万円、祖父母の場合は1〜3万円、親せきの場合には1〜3万円くらいで用意されることが多いようです。ただし、親戚や兄弟などプレゼントを贈る人同士で事前によく相談して合わせておくのが、争いごとなく無難かと思われます。

また、還暦に赤いものをプレゼントするというように、傘寿にもお祝いの色があります。

傘寿のお祝いの色は紫です。

紫のイメージ

紫は高貴な色とされていて、尊敬や敬意を表します。
地方によっては金茶というところもありますよ。

傘寿のまとめとして

最初にも書きましたが、今の日本は長寿大国です。

そのため還暦(60歳)や古希(70歳)のお祝いは、ご本人がまだまだお元気であるため、長寿のお祝いと言われてもしっくりこない年齢かもしれません。

そのため、ちょうど傘寿(80歳)くらいの年齢からが「あー長生きしたな」と思う年齢になるのかもしれませんね。

もちろん、盛大にお祝いするのはよいことでしょう。

しかし、80歳ともなると体調が優れなかったり体の自由がきかなくなることも多々あるものです。
無理なスケジュールをたてることなく、ゆったりとした時間の中で、ご家族みんなが集まってお祝いしてあげること、それが何よりのプレゼントになるかもしれませんね。

お祝いする人傘寿をされる人、双方が共に素敵な時間をお過ごしになられてください。

また、そのほかの長寿祝いについても知りたいからはこちらに載せておきましたので合わせてご覧になられてくださいね。

長寿祝いのケーキ 長寿のお祝いとは?代表的な種類、歴史と由来、お祝い金についてまで

それでは、傘寿の方のますますのご健康と、素敵なお祝いになることを心より願っております。