傘寿とは?

日本は今でこそ長寿大国なんて言われてますが、江戸時代では人生50年と考えられていたと言われています。
まだ医療が発達していなかったので、子どもの死亡率がとても高かったようです。
平均寿命が50歳を超えたのは戦後まもない頃なので、この時代の人が現在の平均寿命が80歳を超えていると知ったらさぞかし驚かれることでしょう。
でもみんなが短命だったわけではなく、長生きされた人ももちろんたくさんいました。
長生きできたことをお祝いするということで、日本には古くから長寿を祝う伝統があるのです。

傘寿の由来

数え年の80歳を傘寿(さんじゅ)といい、長寿のお祝いをします。
なぜ「傘」なんでしょう。
ほら傘という漢字をよーく見てください。「八」「十」が隠れているでしょ。
他にも「喜」の草書体が七十七に見えるところから77歳を喜寿(きじゅ)、「米」の漢字を分解すると八十八に見えるところから米寿(べいじゅ)などのお祝いもあります。
なんだか暗号みたいでちょっと面白いですよね。
また、傘寿は末広がりと傘を広げる様子を掛けているとも言われています。

傘寿のお祝いで喜ばれるプレゼントは?

傘寿のお祝いをするとき、数え年と満年齢とどちらですればよいのでしょう。
本来は数え年でするものと言われていますが、数え年が分かりにくい、あまり使わないということから近年では満年齢でお祝いする人も増えてきました。
敬老の日などにする人も多いようです。
プレゼントは普段使えるものを選ぶ人が多いようですが、傘寿にちなんで傘のプレゼントも多いようです。
プレゼントの金額は気になるところですね。
両親の場合3〜5万、祖父母の場合1〜3万、親せきの場合1〜3万くらいで用意されることが多いようですが、プレゼントを贈る人同士でよく相談して合わせておくのがいいかと思います。
また、還暦に赤いものをプレゼントするというように、傘寿にもお祝いの色があります。
傘寿のお祝いの色は紫です。紫は高貴な色とされていて、尊敬や敬意を表します。
地方によっては金茶というところもあります。

まとめ

最初にも書きましたが、今や日本は長寿大国です。
還暦(60歳)や古希(70歳)のお祝いはご本人にとってもまだまだお元気で長寿のお祝いといってもしっくりこないかもしれないですね。
ちょうど傘寿(80歳)くらいからが「あー長生きしたな」と思う年齢になるのかもしれません。
盛大にお祝いするのはいいことだと思います。
でも、80歳ともなると体調が優れなかったり体の自由がきかなくなることもあります。
無理なスケジュールをたてず、ゆったりとした時間の中で、ご家族みんなが集まってお祝いしてあげることが何よりのプレゼントになるのではないでしょうか。
お祝いする人される人、共に素敵な時間をお過ごしください。